お金を借りていいことある?身分相応という言葉の意味
身の程を知る、という言葉があります。
この言葉こそ、本当に人生の真理であることは間違いありません。
間違っても、自分はすごいヤツだと思ってはいけません。
身の程を知るということは、ブラックには金言として受け取ってほしいとすら思っています。
ここでは、そのリアルなところをお伝えします。
お金を借りていいことがあったか?
まず、管理人は借金(借入れ)が多いブラックです。
そして、このサイトもブラックだった人たちのために立ち上げ、多くの人たちに消費者金融・街金の実情をお伝えしています。
さて、私たちのようなブラックの場合、大手消費者金融でお金を借りギャンブルなどにお金を使い過ぎてしまったが故に、ブラックとなって路頭に迷っている方がほとんだと思います。
今の時代は、ブラックになると中小金融からも借りられなくなるのでアレですが、古いブラックであれば中小金融でたくさん借りて、そこでもブラックになったはずです。
結果的に、今のような街金がない時代だったので、闇金に一度くらいは苦しめられ、今にいたるといったところなのではないでしょうか。
さて、そんなブラックである我々なのですが、お金を借りたことでいいことがあったか思い出せるでしょうか?
うーん。。。
競馬で負け、競艇で負け、ヤケクソでパチンコ行って負けた記憶しか出てきません。
勝ったとしても酒を飲みスナックで歌い、いくらお金を使ったか思い出せませんしね。
冒頭、身の程を知るという言葉を紹介しましたが、お金を借りるということは身分相応ではなく、それ以上の“快”を手に入れたかったから、ということが分かります。
しかし、現実はその借りる前よりも貧乏になってしまう、という不思議な現象に苛まれ困惑しているのではないでしょうか。
お金を見栄で借りると不幸になる
これは、近頃管理人が理解できたことですが、お金を見栄で借りると大抵の場合悪いことが起こります。例えばお姉ちゃんがいるお店に行くときに、見せ金として街金からお金を借りて財布に入れておくのですよ。
その理由はシンプルです。
見栄で借りた金というのは、身分相応ではないため、使い方が分からずに返済に窮するということです。
例えば、月給が20万円の人が10万円の家賃の家に住んでいたら、それは苦しい生活になるでしょう。
一方、30万円の人が10万円程度の家賃であれば、そこまで苦しまずに住むかもしれません。
しかし、30万円の人が20万円の家賃の家に住んでいたら、それはかなり辛い人生となるでしょう。
このように、身分相応の収支でないと、幸せに暮らせません。
パチンコも、1万円しか使えない月があったら、1万円しか使わないというのがその人の身分なのです。
それを、街金で融資してもらってまで使ってしまう(あたかも、湯水のように金はあると勘違い)ので、後々苦しくなるわけです。
これは、私たちのようなブラックだけではありません。
例えば、35歳で嫁と子ども二人、仕事も順調で夢である一軒家を建てたとします。
勝ち組中の勝ち組。
いや、超絶勝ち組過ぎて涙が出てきます。
しかし、当の本人は普通のサラリーマンで、世間一般でいう幸せを嫁や子供の為に演出しなければいけない…本当は遊びたいのに…という人生だったらどうでしょうか?
実際女性はマウント人生なので、どれだけ自分が幸せか見せつけたくてたまらんのです。それはともかく、旦那は地獄です。住宅ローン、子ども二人、もうそこに自分はいません。シンプルに金の運搬人です。
正しい人生を歩んできて、35歳という若さなのに、世間のために血の繋がっていない女と劣勢遺伝子を二人つくり、地獄の借金生活がスタートしたのです。私たちは、ブラックですが借金が多くても100万円前後でしょう。
彼らは、3000万円以上の借金を背負ったのです。しかも、それから逃げるには一家離散、または殺害…という恐ろしい手段しかありません。見栄で融資を得る、ということの愚かさを痛感する現実ではないでしょうか。
事実、このような一見幸せそうな家庭の事件は後を絶ちませんよね。
我慢している夫は多くいるのです。
ブラックは身分相応に街金で生活
私たちブラックは、身分相応にブラックでも融資してもらえる、街金を利用するべきだと感じています。
街金は、どんなに多くても5万円以上を貸してくれるところは少ないと言われています。
10万円、20万円という方もいるようですが、それは稀中の稀です。相当、信頼があるような感じでない限りはなかなか融資を受けることはできません。
しかも、完済はすぐではありますが、トイチやトニといったやや高めの利息設定であることが多くあります。こういった状況であるが故に、私たちはなかなか街金でお金を借りたいと思えません。
しかし、大手消費者金融も借りられない、クレジットカードも無理、中小金融も無理、極悪業者の闇金しか無い…。こんな状態ですので、街金が身分相応なのです。
しかし、街金を借りてみてください。
きっと、「あ?メチャクチャ、フィットするがな!」と、心が踊ります。
そして、「アカンアカン…いよいよ街金利用してもうた…お金の使い方考え直さなあかんな…」
金銭感覚が元に戻ります。これで良かったんだな、ということが分かるだけでも、本当に人生が一歩進んだような気がしてしまうのです。
身分相応という言葉は、悪いような感じがしますが、実は金言です。
間違いなく、この言葉の意味に気付くことができないと不幸になります。
前述した35歳の男性を思い浮かべれば分かるでしょう。
住宅ローンで3000万円の借金。どれだけ、ヤバい橋を渡りだしたか。
人生何が起こるか分かりません。そして人生は一度しかありません。
今の時代、数多くの情報が流れており、昔のように男は家族を守るお金の運搬人…ではなくなってきています。
自分がいかに恵まれていないか、ということに男性も気がついてしまうはずです。
その時、もし自害の名所が近くにあったら…。怖くて、想像もしたくありません。
身分相応。
ブラックは、この言葉をしっかりと胸に刻んでくことをおすすめします。